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インフルエンザ治療薬について

冬になると毎年のように流行するインフルエンザ。
高熱や全身倦怠感、関節痛などの症状が強く、特に高齢者や基礎疾患をお持ちの方にとっては重症化のリスクもあるため、早期の診断と適切な治療が重要です。

今回は、インフルエンザ治療に使用される主な抗インフルエンザ薬について、それぞれの特徴や使い分けを分かりやすくご紹介します。

タミフルカプセル75mg

成人及び体重37.5kg以上の小児には1日2回、5日間内服。
腎機能の低下に応じて以下のような投与方法を目安。

Ccr>30ml/分:1日2回
10ml/分<Ccr≦30ml/分:1日1回
Ccr≦10ml/分:投与用量は確立していない
※Ccr:クレアチニンクリアランス

薬価:111.6×10=1116円(1日2回、5日分)

タミフルカプセル75mg

イナビル

イナビル吸入粉末剤

成人及び10歳以上の小児では40mgを
1回吸入。10歳未満は20mgを1回吸入。
いずれも1回吸入で完結。

薬価:2098.1×2=4196.2円(20mg吸入粉末剤2つ分)

リレンザ

成人及び小児には1回10mgを1日2回、
5日間専用の吸入器を用いて吸入する。

薬価:113.6×20=2272円(5mg製剤を20個、5日分)

リレンザ吸入薬

ゾフルーザ

ゾフルーザ

成人及び12歳以上の小児では体重80㎏以上なら80mg、
80㎏未満なら40mgを1日1回。

薬価:2438.8×2=4477.6円(成人、体重80㎏未満)

ラピアクタ

点滴による治療。
300mgを15分以上かけて点滴静注。

Ccr>50ml/分:300mg
30ml/分≦Ccr<50ml/分:100mg
10ml/分≦Ccr<30ml/分:50mg
※Ccr:クレアチニンクリアランス

薬価:6197円(300mgの場合)

ラピアクタ点滴静注液

まとめ

使用する方の年齢、体重、吸入の可否などにより薬剤を選択する事になりますが、イナビル、タミフルを使用する事が多くなります。
また、インフルエンザが疑われる場合は、症状を我慢せず、できるだけ早めに医療機関へご相談ください。
適切な治療を行うことで、症状の軽減や重症化の予防につながります。